福祉のこころ 寄り添う気持ち

  

福祉の現場で ご高齢者、認知症の方、高次脳機能障がいの方、知的障がいの方の
お手伝いをしてまいりました。

母親の看病、父親の認知症介護、私自身の視覚・聴覚障がい。
経験を通じて分かる「本人の気持ち」「家族の気持ち」。

寄り添う気持ち 福祉のこころで お客様対応させていただきたいと思っております。


【弊事務所代表角川衆一】
本人
  ・ 聴覚(一側高度感音難聴=一側は全く聴こえません)
  ・ 視覚(網膜剥離の入院手術による黄斑変性)
            

母親(既に他界・ストマ造設)
 ・ 心不全の診断で母親が入院していた ある日 仕事中に病院からの電話。
   「大腸破裂で緊急手術が必要です」とのこと。
      末期の大腸癌、余命3ヶ月の宣告。
      出勤前及び退勤後には母親への面会に行きました。
      母親にも 幾らかは励みになったのでしょうか 頑張ってくれて
      余命3ヶ月の宣告だったところ3年間  一緒に過ごす時間をくれました

父親(大正生まれ・重度のアルツハイマー型認知症)
  ・ 自宅で100歳まで介護するつもりで国税専門官を介護離職しました。(勤務中にデイサービスやショートステイから「本人発熱につき引き取りに来てください」との電話で急遽欠勤が続き、遂に父親がインフルエンザ罹患、看病で私も一週間の休暇を取得せざるを得ない状況に。〈子どもの疾患による欠勤〉は容認されても〈親の疾患による欠勤〉に対しては周囲の理解度容認度も異なっていた様に思います。)
      ところが国税離職後に社会福祉士を目指し現場実習のため老健にお願いしていた1カ月間のショートステイ期間中に父親が歩行不能となってしまいました。自宅の構造上の理由もあり泣く泣く特養にお願いすることになりました。(脚が曲がらなくなってしまい、一般的な車いすに乗ることもできません。リクライニング式の大きな車椅子です。)
       (その後コロナ禍まで)
  少量でトロトロの流動食も1時間以上要するため週に4~7日ほど 特養に出向いて食事介助をしておりました(人手不足の介護現場です。父親の食事介助に1時間割いてもらうのを期待するのは無理。家族が出向いて食事介助をする、という事も併せて行うのも選択肢)
      重度のアルツハイマー型認知症で 殆ど何も分からない様子ではありますが
      「お父さん、具合は良くなっていますよ。早く治して 長生きしてください。」
      こんな風に話しかけると 「うん、うん、」と応じてくれていた時期が大切に思い出されます。
       100歳までなどと言わずに 110歳でも120歳でも長生きして欲しいです。
(現在)
  ついに経口摂取できなくなってしまいました。急性期病院に入院 → 地域包括ケア病院に転院
  転院の5分程度の介護タクシー移動でしたがそれだけで各種数値が極度に低下
  現在は栄養点滴にて入院しております
そう永くはないと思います
コロナ禍なので面会も困難
悲しい毎日です

父親が亡くなってしまいました
98歳 老衰でした
とても大切な父でした
父親への感謝の気持ちでいっぱいです
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税理士・行政書士・社会福祉士・介護福祉士・精神保健福祉士 
角川衆一事務所(つのかわ しゅういち)
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